おうちに眠るギターを蘇らせよう

おうちに眠るギターを蘇らせよう

こんにちは♪

 コロナで巣ごもりが始まって以降、「うちにあったギターが、使えるか見て欲しい」とギターをお持ち込み頂くお客様が急増しました。

 当店もコロナでなかなか厳しい状況ではありますが、不幸中の幸いといいますか、ギター好きの輪が広がっていく可能性がある事に、純粋に嬉しい気持ちです。

 さて、そんなお家に眠るギターが使えるかどうか、そして蘇らせるためにはどうするか、そのチェックポイントを見ていきましょう。ちなみに、この記事はギターが全く初めての方を対象にしております。

ギターの状態を確認する

  1. 弦の状態をチェック
  2. ペグの状態をチェック
  3. ブリッジの状態をチェック
  4. 弦高をチェック

 1.弦の状態をチェック

 まずは弦の状態を見ていきましょう。・・・っというか、まず弦は全部交換する必要があると思います。

 持ち込まれるギターのだいたい半分くらいは、何本かは弦が切れていますし、切れていなくてもまずサビていて、使い物にならない場合がほとんどです。

 サビたままだと、音が悪いのはもちろんですが、切れやすかったり、指が滑らないので、非常に演奏しにくい状態です。

 なので、ギターの弦は須らく交換しましょう。

 交換については、当店にギターをお預けいただければ、弦の交換が可能(600円+弦代+税)です。弦の交換の際には、全体をかんたんにクリーニングさせていただきますし、全体のチェックもさせていただきます。

 また、よろしければ、弦交換の方法をレクチャーいたしますので、ご希望の方はその際にお申しくださいませ。 

ギター弦交換の目安

 ちなみに、弦の交換目安は一概には言えませんが、1~2ヶ月程度です。あくまでも目安なので人それぞれですが、1週間で交換する人もいれば、ギター購入以来、一切交換したことがない方もいらっしゃいます。(※そんな方は、ぜひ一度交換してみて下さい!)
 プロの方ならライブの都度交換します。

 音色にも寿命があります。試して頂くとわかりますが、張り替えて1ヶ月以上経った弦のうち、1本だけ新品に交換して弾いてみると、明らかに新品の弦の音色だけが明瞭で全然違います。

 ちなみに「コーティング弦」という種類の弦がありますが、これは弦に精密なコーティングが施され、非常に錆びにくく、半年ぐらいは保つと言われてます。

 その分、少々お値段が上がりますが、コスパで考えればこちらの方が断然に良いと思いますので、オススメです。

 また、コーティング弦の代表格であるエリクサーというブランドの弦では、時々、2セット分のお値段で3セット入ったボーナスパックが限定発売されることもあります。

 そうなると、1セットあたりのコストは、ノーマル弦とほとんど変わりませんので、そのタイミングで買っておくと更にお得ですよ。

 あと、ギターを弾いたあとは、専用スプレーをかけて拭いてあげると、弦が長持ちしますので、おすすめします。

2.ペグの状態をチェック

 ペグとは、ギターの一番上(ヘッド)の、弦を巻きつけてあるパーツで、回して弦の音を調整するところです。

 とりあえず、ペグを回してみましょう。弦の音が高くなったり、低くなったり、しっかり機能しているでしょうか?

 時々いらっしゃるのが、ペグが硬すぎて動かなかったり、回しても全く音が変わらなかったりする場合があります。

 その場合、ペグを全部交換する必要がある可能性があります。

  • ペグ交換  2,500円(税別)~
  • ペグセット 3,000~10,000円(税別)程度

3.ブリッジの状態をチェック

 ブリッジとは、弦の一番下で弦をボディに固定し、弦振動をボディに伝えているところです。

 エレキギターはまた別として、アコギやクラシックでここが膨らんでしまっているギターがたまに持ち込まれる場合があります。

 この状態は、僅かな膨らみならまだしも、ブリッジが剥がれかけている場合は深刻な状態です。

 膨らんでしまったギターは、弦の高さが非常に高い状態です。弾くのはなかなか難しいかもしれません。また、弦の張力も安定しませんので、正確な音が出せない可能性があります。

 これを修理するとなると大変です。
 時間と手間と、高い修理代が発生します。

 なので、高価なギターならば修理に出すのも選択肢ですが、そうでない場合はもう、ギターの購入をおすすめ致します。

 いずれにしても、まずは状態をチェック致しますので、当店へお持ち込み下さいませ。

 ちなみに、リサイクルショップでギターを購入し、調整して欲しいとお持込頂く方もいらっしゃいますが、結構膨らんでるギターも多いので、購入の前に、ぜひこの点はしっかりチェックして頂いたほうがよろしいかと思います。

 膨らむ原因は、経年劣化による変形もありますが、弦を強く張りっぱなしでの長期間保存、温度や湿度が好ましくない環境での長期間保存などがあります。

4.弦高をチェック

 弦高とは、文字通り弦の高さを言います。この弦高が高いと弾くのが非常に大変です。そして、逆に低いと、弦がビリビリといや~な音がして、まったく響きません。

 主な原因はネック(弦を抑える棒状のところ)が反っている場合です。弦は60kg以上ともいわれる強い力をかけて張っていますので、張りっぱなしでは反りの原因になります。

(ちなみに、強い力がかかる前提でネックは出来ていますので、緩めすぎもギターには良くありません。)

 弦高チェックの方法は、弦の真ん中あたり、●印が2つ付いている所の高さがどのくらいあるかを見ます。ここの高さが、2~3.5mm(クラシックは5mm)程度なら大丈夫ですが、これが高すぎたり、低すぎたりしたら、調整する必要性があります。

 主にはネックの反りを修正していきます(3,500円~)が、格安のギターや古いギターだとこの調整が効かなかったり、そもそも出来ない場合もあります。

 また、ナットやサドルといった弦を支えているパーツを加工する必要がある場合もありますが、こうなってくると修理代がどんどん高くなってきますので、注意が必要です。

 なお、弦高はちょうどよく見えても、弾くとビリビリ鳴ってしまう場合があります。これもいろいろと調整が必要になってきます。

 ギターをメンテナンスに出そう

 とにかくまずは、ギターを店頭へお持ち込み下さいませ。
店員がギターの状態をチェックさせていただき、弦交換をはじめ、メンテナンスのお見積りをさせていただきます。

 せっかくギターを手にとっていただいた皆様の為、可能な限り、蘇ったギターで楽しんでいただけるように力を尽くしたいと存じます。

▶ギターメンテナンスについて


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